サケはなぜ生まれた川がわかる
サケはなぜ生まれた川がわかる
秋になるとサケは産卵のため自分が生まれた川へ戻ってきます。
以前は本能で生まれた川に戻ってくるといわれていましたが今では、サケが自分の生まれた川の水の中に溶けているわずかな物質をかぎわけ生まれた川に戻ってくるとわかってきました。
魚にも鼻があって呼吸には使われませんけど、においはかぐことができます。
川の中にはそれぞれ独特のいろいろなものが、まじって流れています。
サケはにおいでそれぞれの川の違いをちゃんとわかっているのです。
また海の回遊では、地磁気や海流などを知って回遊していると考えられています。
カナダの科学者がある実験をしています。
川に上がってくるサケをつかまえて鼻から脳にいく神経から 電極をとって調べたとろ、サケが上っていこうとした川の水 を流してやると非常に反応しますが、すぐ隣の川の水を流しても、 まったく反応しないのです。
また、反応のあった川の水と反応しなかった川の水をいくら調べてみても、現代の科学ではよくわからないのです。